低気圧が自律神経乱す/梅雨と頭痛の関係/青森市さいとう接骨院が解説!!

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毎年来る梅雨の時期、肩凝りや頭痛、だるさといった体の不調を感じることはありませんか?
梅雨と体調不良には低低気圧の影響が関係していると言われています。
気圧の低下が体調不良を引き起こすメカニズムを理解し、苦しい体調不良を乗り切っていきましょう!!
  

低気圧が身体に与える影響

 
梅雨の時期は低気圧が次々に通過。外から体を押す圧力が弱まるため、気圧の変化を感知し、脳に信号を送る耳の奥の「内耳」が膨張してしまう。 「飛行機の中など気圧の低い場所で、お菓子の袋がパンパンに膨らむのと同じ原理」です。内耳の“異変”が脳を経由し、全身に張り巡らされた自律神経に伝わると、さまざまな症状が出る。
自律神経には、内臓や血液循環、呼吸などの機能を、自動的に調節する機能があるからだ。

低気圧が近づくだけで頭が痛くなるという人も!!


国内の4人に1人は「頭痛持ち」といわれ、日頃から頭痛に悩まされていると、「低気圧が近づくだけで頭が痛くなる」という人もいる。では、なぜ痛くなるのか ??

「頭痛にはいろいろな種類がありますが、低気圧といった気圧の変動を受けやすいのは片頭痛です。脳内では、環境をはじめ、精神的、肉体的なストレスを受けると、セロトニンという神経伝達物質が大量に放出され、脳の血管が収縮して血流が悪くなります。セロトニンが出尽くして代謝されると、今度はその反動で逆に血管が異常に膨らむのです。脳の血管の周りには、三叉(さんさ)神経が張り巡らされているため、血管が異常に膨らむことで三叉神経が圧迫され、その刺激で脳が興奮して片頭痛につながるのです。低気圧は、セロトニンの分泌量を不安定にするため、頭痛を起こしやすいのです」
   『図解 専門医がサポートする! しつこい頭痛をぐんぐん解消させる!最新治療と正しい知識』(日東書院)の著者、東京女子医科大学脳神経外科頭痛外来客員教授の清水俊彦氏

 

放置するのも薬に頼り過ぎるのも危険

 「頭痛持ちで、脳の過敏性が高い人は、気圧や気温といった環境のわずかな変化でも、片頭痛に結びつきます。
頭が痛む数時間前から予兆症状として、生あくび、肩こり、異常な空腹感などが生じ、直前に目がチカチカするような閃輝暗点(せんきあんてん)という視覚前兆がある人もいます。
その後、脈打つような頭痛があり、めまいや吐き気、耳鳴りなどの症状が伴うこともあります」(清水氏)

頭をトンカチで叩かれるような激しい痛みには、くも膜下出血といった重篤な病気が潜むことがあり、早めに医療機関を受診することがなにより。
しかし、月に何度も悩まされる頭痛持ちの中には、医療機関ではなく市販薬に頼る人もいるだろう。
ところが、今年3月、解熱鎮痛薬の成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」の重大な副作用の項目に、「小腸・大腸の狭窄(きょうさく)・閉塞」が追記された。
空腹で飲むことで腸に重篤な副作用が引き起こされる可能性があるのだ。
頭痛の程度にもよるが、腸閉塞は命にかかわる。市販薬をどう活用すればよいのか。

「ロキソプロフェンナトリウム水和物にかぎらず、どの解熱鎮痛薬にも、血を固める血小板の機能を低下させるなど、何かしらの副作用が伴います。用法・容量を守ることが大切であり、これまで使用して副作用がなかった方が、むやみに怖がる必要はありません。月に2~3回の頭痛のときの使用で、痛みが治まるようならば問題はないといえます。逆に、薬を飲まずに頭痛を放置すると、脳が興奮しやすくなり、頭痛を悪化させやすくなります。また、毎日のように市販の鎮痛薬を飲むといった薬剤の使用過多もよくありません。いずれも脳過敏症候群につながり、慢性頭痛の原因になるのです」

脳過敏症候群は、清水氏らの研究チームが、2011年に国際的に提唱した新しい頭痛の分類である。片頭痛を放置すると脳は興奮しやすくなるが、市販薬を毎日のように飲んでいても、表面上の痛みは軽減される一方、痛みの水面下で脳の興奮状態を高めてしまうという。気温が少し上がるといったわずかな環境の変化にも、脳は過敏に反応するようになり、慢性的な頭重感や耳鳴り(頭鳴)もしくは、難治性のめまいなどに悩まされるようになるそうだ。

「脳過敏症候群の人は、脳波の検査をすると一目瞭然です。脳が興奮状態になっており、頭痛、耳鳴り、めまい、難聴に加え、夜眠れない、不安感や抑うつ感が強まる、物忘れが激しいなど、さまざまな症状を抱えています。鎮痛薬では治りません。脳の興奮を鎮める薬で、時間をかけて適切に治療を受けることが大切であり、自己流に対処していると、症状は悪化の一途をたどってしまうため注意が必要です」(同)

脳の興奮を鎮める和食がおススメ

頭痛の種類はいろいろあり、対処法も異なるが、中でも最も多い片頭痛対策について、清水氏は次のようにアドバイスする。

(1)生活リズムを乱さないようにする。無理は禁物

(2)晴れた日の強い紫外線も脳へ刺激を与えるため、外出時は、日傘や帽子、サングラス、長袖シャツなどで防備する

(3)片頭痛は室温が高いと血管が拡張して痛みが生じやすいが、室内外の温度差が大きくても刺激になるため、温度調節はこまめに

(4)喫煙や飲酒、慢性的な多量のカフェインは控える。ただし少量のカフェインは利尿作用により脳血管もむくみを改善し、片頭痛を軽減するためお勧め

(5)赤ワイン、オリーブオイル、チョコレート、チーズ、ハム、かんきつ系の果物など、血管拡張作用のある食材の多量摂取は避ける

「海藻類などに含まれるマグネシウム、うなぎなどに含まれるビタミンB2、カルシウムや食物繊維などは脳の興奮を鎮め、脳血管を安定させる作用があるため、それらの成分を含む和食はお勧めです。ただし、一度にたくさん食べてしまうと消化管に血液が集中して脳の虚血を来たし、その結果、脳が興奮しやすくなるため、1日3食、腹八分目を心掛けましょう」

パソコンなどの同じ姿勢での長時間作業により、筋肉が緊張して頭痛につながる緊張型頭痛もある。頭の両側が締め付けられるように痛むのが特徴で、この場合は、入浴、マッサージ、ストレッチといった筋肉をほぐし、血管を広げて血流をよくすると、痛みは軽減される。メカニズムが異なる片頭痛の人が行うと、悪化させてしまうそうだ。

「頭痛の種類によって、対処法も治療法も異なります。頭痛が何回か続くようでしたら、自己判断せずに医療機関を受診しましょう」と清水氏は話す。梅雨の時期に生じやすい頭痛は、正しい対処を心懸けて!

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