ギックリ腰になったら患部を冷やすor温める?

ぎっくり腰になったときの応急処置は?

いよいよ冬季期間に突入し除雪する機会も多くなりますね?

今回はぎっくり腰になったときの対処法を、青森市さいとう接骨院が解説します。

目次

ぎっくり腰とはどんなものなんですか?

 

ぎっくり腰の正式名称は「急性腰痛症」です。重度になるとその場で立てなくなったり寝返りができなくなったりするレベル。
原因は人によりけりで、腰の筋肉のぜい弱化・不規則な日常生活など多岐にわたります。いずれにせよ、腰や筋肉に異常なストレスがかかったときに発症します。

どれくらいで治るんですか?

個人差はありますが、痛くて日常生活がままならない期間はだいたい3~4日で終わります。その後は痛いけれどもなんとか生活できる日々が続き、完治するのは発症10日目以降です。最初の1週間はケアを中心にうけて、徐々にリハビリをすると治りやすいでしょう。

ぎっくり腰になったらまず初めに何をすればいいですか?

 

ぎっくり腰になってしまったら、まずは安静にして、痛みが落ち着いてきたら、腰回りをコルセット・さらしで固定し、お近くの治療施設に行きましょう。もしも休日や深夜などの病院が閉まっているときにぎっくり腰になってしまった場合は、ご自宅で絶対安静にして患部を氷のうなどで冷やしてください。

一般的には腰を痛めてから48時間は炎症物質が出続けるといわれています。この炎症物質は冷やすことである程度抑えられるので、ぎっくり腰の初期段階は患部を冷やすことに徹してください。発症してから48時間を目安に、強烈な痛みが和らいできたら冷やすことをやめても良いでしょう。

 

入浴しても問題はないですか?

 

炎症物質は冷やすと収まりますが、温めると逆に広がってしまうという特徴があります。つまり、からだを温める入浴はぎっくり腰初期段階ではNG。浴槽につかることはもっての他です。足湯もやめておきましょう。足湯でからだの血の巡りが良くなると、全身の体温が上がります。そうなると必然的に腰も温まり、炎症物質が広がってしまいます。

一般的に筋肉の痛みは温めるとやわらぐといいますが、それはあくまで慢性的な凝りに対してです。「なんだかダルいなぁ」という痛みの緩和には効果的ですが、ぎっくり腰は凝りではなく急性の炎症なので必ず冷やしましょう。

どういった治療が効果的なんですか?

 

電気治療はぎっくり腰改善に効果的だといえます。筋肉内の血流を改善して、ストレスをうけ続けた腰をゆっくりとほぐしてゆきます。
当院に導入しているハイボルテージ治療は特に効果的です。

コルセットの着用も痛みを抑える効果があります。コルセットは腰の動きをサポートするだけでなく、適度な圧迫で炎症・腫れを抑えます。ただしコルセットは痛みが治まったら外してください。

コルセットをし続けていると腰の筋肉がコルセットに頼ったまま弱っていってしまい、またぎっくり腰になる原因になりかねません。

痛みを少しでも抑えたいのであれば「RICE(ライス)処置」をおすすめします。RICE処置とは応急処置のことで以下のそれぞれの処置の頭文字をとって「RICE」と呼びます。

R: Rest(安静)
I: Icing(冷却)
C: Compresshion(圧迫)
E: Elevation(挙上)

R・I・Cはこれまでご説明した「安静」「冷却」「コルセットで圧迫」が相当します。ここで新しく登場するE: Elevation(挙上)とは、患部を心臓より高く上げることです。患部を高い位置に持っていくことで、重力で炎症物質をコントロールします。ぎっくり腰の場合は、上記イラストのように足の下に枕や座布団を入れてあげると良いでしょう。

 

まとめ

ぎっくり腰は命に関わる病気ではありませんが、夜も眠れないくらい辛い痛みが1週間程おこります。私の経験上ですが、ギックリ腰を発症する方の特徴として

① 不規則な日常生活をおくっている
② 浴槽につからずシャワー浴で終わる

③ 暴飲暴食でおなかが出て反り腰

④ ソファーで寝てしまうことがある

⑤ 無理な体勢で仕事をすることが多い

このような方々に多いと感じます。

毎日のお仕事や家事を腰痛で滞らせないためにも、こまめに骨格を矯正したり筋肉負荷をほぐしたり、日常生活を見直し、予防に努めましょう。

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