【オスグット・成長痛】の 原因や治療法をさいとう接骨院が解説します。
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原因や治療法をさいとう接骨院が解説します。
part4
こんにちは!!
今回はオスグットシリーズ第4弾!!オスグット病の治療法、予防法について解説していきます。
治療法や予防法
オスグットになってしまったら、軽い段階で治療を行うことが大切です。
炎症が強くなく、競技に支障がでないレベルの痛みで治療を開始すれば、練習を休むことなく、ケアをしながら練習をすることもできます。
しかし、それでも痛みが軽減しなかったり、炎症が強い場合には一旦練習を中止する必要がある場合もあります。
それでは、具体的な治療法や予防法について説明します。
1. ストレッチ
前にも述べたように、ふともも前の筋肉が硬くなると脛骨粗面を牽引してしまうので、この筋肉の柔軟性を保つことはとても大切です。
上図はかかとがおしりに着かないので柔軟性が悪いです。
上図はかかとがおしりに着いているので柔軟性があります。
自宅で簡単にできるストレッチです。

ポイントは腰を反らせない事!!
2. アイシング
練習後は、骨膜が炎症を起こしているので、炎症がひどくならないようにアイシングを行いましょう。
脛骨の痛みのある部位自体を冷やすことがポイントです。
3. 入念なウォーミングアップ
オスグットの原因は、太もも前の筋肉が脛骨の骨膜を引っ張ることです。
ストレッチや準備体操をしっかりと行った上で、軽いランニングやジャンプから始め、徐々に運動強度を上げていくことで、太もも前の筋肉が伸縮しやすい状態が作られ、骨膜への負担も減ります。
一度オスグットを経験している人は、治癒してからも再発予防のために練習後にアイシングを行ってもよいかもしれません。その経験のない人に関しても、上記にあげたストレッチや入念なウォーミングアップはオスグットをはじめとした様々なケガに対する予防として重要なことですので、日頃から行うようにしましょう。
また、先にも述べたようにオスグットの主な原因は過度の運動なので、体力や筋力に合わせて練習量をコントロールすることも予防策としてとても大切です。
おわりに
オスグットの原因は徐々に蓄積した骨膜への負担が症状として現れているので、一度症状がでてから治療する場合も治るまでに比較的時間がかかります。ですから、ストレッチをしっかりするなど予防をしっかり行うようにしましょう。
次回はオスグットシリーズ病の治療法をもう少し詳しく解説します。
最期まで閲覧いただきありがとうございます。